2017年2月になると中央町2丁目から中町2丁目の老朽化した水道管を新しい水道管に取り替える工事が始まりました。4月には目の前の道路工事になったので、現場責任者に化学物質過敏症のこと、はなちゃんカフェの活動、VOC研の津谷先生から頂いた「道路工事材料を低毒化した」資料を見せてお話しすると、「工事に対しては出来るだけ臭いや粉塵など影響しないように細心の注意を払うから安心して下さい。はなちゃんカフェの前の道路はより低毒化した材料で対応出来るよう社内で検討します」との事でした。(茨城県で実現するのに時間を要しているので今回はもう間に合わないと思っていましたが)
4月27日に「リアル建設株式会社」「東京水道サービス株式会社蒲田事業所」の方々や工事スタッフや協力会社の皆様で協議した結果、「仮工事は通常の物になりますが、はなちゃんカフェの前の道路は本復旧工事ではより低毒化した材料で施工します」という回答でした。 |
道路工事の作業の様子 |
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とてもお世話になったリアル建設株式会社の方々
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リアル建設株式会社の現場責任者の方たちが、7月の本復旧工事までに使用するアスファルトの資料や安全データシート(SDS)をファイル3冊にまとめて渡して下さいました。(近隣で道路工事の際にはこの茨城県と目黒区の資料を見せてお願いしてみて下さい。詳細を知りたい場合ははなちゃんカフェに直接いらして下さい。)
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4月から7月と長い工事でしたが、はなちゃんカフェの予約がある日は工事を控えて下さったり、アスファルト臭いが出来るだけ出ないよう作業後もこまめに水撒きなどして下さいました。体調を気にかけて何度もいらして下さったのがとてもありがたかったし、安心して過ごすことができました。
確かに何日も朝から晩まで自宅に居ることが出来ず避難してしんどい事もありましたが、とにかくアスファルトの臭いが少なくて本当に救われました。
工事関係者の皆様には心から感謝しています。
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<追記>
工事後、気温が高くなってくると近隣の他の道路よりもアスファルトの臭いが少ないことを日々実感しています。
アスファルトの臭いで窓も開けられなかったり、頭痛や吐き気、ひどい時は喘息になることもあったのに全然大丈夫です。 |
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2017年11月25日から28日に電磁波対策追加工事を行いました。
室内天井には「ルノワール」という高周波シールド材を貼り、外壁は高周波シールド塗料を塗りました。
ルノワール RN12OUL 電磁波対策のエコロガジャパンの電磁波対策住宅の施工例として掲載されています。
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2016年9月の入居時には、全ての窓に電磁波シールドフイルム、壁にはアルミ箔を紙で挟んだ特殊な壁紙を貼り、漆喰で仕上げて電磁波対策していました。 |
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高周波シールド材 |
室内工事終了後 |
外壁工事 |
電磁波シールド塗料 |
塗料塗布の様子 |
完成写真 |

電磁波の対策前(185.1µW/㎡)と対策後(13.6µW/㎡)です。
(単位 µW/㎡は、マイクロワット パー 平方メートルです) |
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2016年9月に自宅に戻りましたが・・・ |
寝室の窓が防火基準でリコールになっていることは避難中に三井ホームから通知されていましたが、交換作業で使われる化学物質や窓の電磁波シールドの貼り直しなどで体調不良になってしまったら・・と考えるととても交換する気持ちにはなれませんでした。
寝室は身体を休める為に特に化学物質にも電磁波にも出来る限りの対策を施した自分にとってシェルターのような特別なところだからなおさらでした。
でも過敏症対策した自宅に住んで、しっかり栄養を摂取して、分子栄養療法・ホルモン補充療法・高濃度のビタミンCやグルタチオンの点滴などの治療や定期的なパーソナルトレーニングを受けるようになって2年半が経過した頃から化学物質過敏症の症状が軽減してきました。
近隣で行われる植栽の消毒や塗装工事のことを考えると寝室の窓の気密性を向上させた方が良いと考えられるようになりYKK AP株式会社に
「剥離作業の事故で化学物質過敏症を発症し、ウレタンなどの抗体検査で陽性になってしまっているので、工事がとても不安だけど窓交換したい」
と連絡を入れました。
「電磁波にも過敏になってしまい窓には電磁波シールドを貼ってあるのでその作業もしてもらいたい」ということもお話ししました。
「今回の窓交換では化学物質が揮発するような作業はほとんどないのでご安心下さい。窓の特殊フィルムについてはそのような対応をしたことがないので、社内で検討してご連絡します。」
過敏症についてご理解頂けるように、はなちゃんカフェのHPを見て下さいとお願いしました。
翌朝YKK APから電話があったのにまだ寝ていて出られなかったので、昼頃連絡すると電話応対の女性の方に
「HP拝見しました。お身体大丈夫ですか?本当に大変なご苦労をされたのですね。社内で検討した結果、フイルムの施工は当社で全て行いますのでご安心下さい。担当者も早くお知らせした方がいいと朝一番にご連絡したのですが、外出しているので私からお伝えしました。」
そのあと雑談しましたが、最後に「くれぐれもお身体お大事になさって下さいね。」と言われた時にはそのあたたかい応対に、優しい心遣いに胸が熱くなりました。
コロナの影響で担当部署が変わっても、YKK APの社員の皆さんが私の体調を気にかけて、ずっと心優しい対応をしてくれました。
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2020年9月24日にYKK AP株式会社にて寝室の窓の交換作業を行うことができました。
出来るだけ身体に負担にならないようにと窓交換の際、直ぐに新しい窓に電磁波シールドを施工して下さったこと本当に感謝しています。 |
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過敏症になってから悲しいことやつらいことや悔しいことが結構あります。
だから半年間YKK APの社員の皆さんの優しさに本当に救われました。 |
「本当にありがとうございました」 |
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多種化学物質過敏症で電場・磁場にも過敏性を有する患者は、室内や ベランダから直視出来たり、距離が近い基地局に対して、木造家屋(特に2×4工法)の場合は建物に電磁波対策しなければなりません。 |
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基地局は南西方向の駒沢沿いにあり、距離は近くなかったのですが、唯一ベランダから目視出来る基地局でした。
室内の南西部分の電磁波の測定値が高く、その場所にいると耳鳴り、めまい、難聴などの症状が顕著にでるようになってしまったので電磁波対策追加工事をしました。
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ハイヴ学芸大学基地局
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後日基地局は撤去されました。
基地局関係者の皆様には心から感謝しています。 |
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エアコンクリーニングをしました |
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化学物質過敏症対応のエアコンクリーニング「キッチンアラモード」さんで、2023年2月26日に2階の「はなちゃんカフェ」を、同3月5日に1階の「はなちゃんの部屋」をメンテナンスしました。
作業服のにおいなどにも配慮して下さった高橋さん、鈴木さんには本当に感謝しています。
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「はなちゃんカフェ」 |
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「はなちゃんの部屋」 1号室 |
「はなちゃんの部屋」 2号室 |
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